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作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
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狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) |大沢 在昌
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))
大沢 在昌 光文社 刊 発売日 2006-09-21 オススメ度:★★★★ ヒロイン明蘭の生々しい存在感が光る傑作 2008-08-10 著者の作品はハードボイルド路線ゆえかこれまでのシリーズでは、あまり実生活で女性に縁のない男が好みそうな類型的なヒロインが登場することが多かったのですが今回は違います。きちんと「我」をもったある種生々しいヒロインが魅力的です。男にとって「ちゃんと不快な部分」があるのが素晴らしいポイントです。ヒロインに感情移入できないというレビュアーはおそらく上記に挙げたような類型的な「妄想ヒロイン」しか受け入れられないタイプの人たちなのでしょう。ヒロインに関しては氷舞などと違い、凝った設定で誤魔化したりしていないところも今回の作品は好感が持てました 明蘭に難クセつけてるのは底の浅いレビュアー 2008-08-06 なんといっても歴代最高のヒロインの明蘭に尽きる作品。彼女の女として人間として他者に認められたいという生々しい願望がよく描き出されていて人間臭く好感が持てた。彼女に感情移入できないと評しているレビュアはこれまでのシリーズに登場したような類型的なヒロインに傾倒してるような人生経験の浅い童貞臭い者たちなのだろう。 流石のレベルですが、ちょっと勿体無い&物足りない 2008-04-23 待ちに待った「新宿鮫」!とても文庫化は待てずに購入致しました。読了した感想としては・・・グイグイ引っ張る展開と濃厚な人間ドラマはこれぞ「新宿鮫」!一気に読み終えました。ただし、ここまで鮫島との因縁を引っ張ってきた「香田」と「仙田」をこの作品で一気に失うのはちょっと勿体無い気が・・・。「仙田」のクールさが消えて一気に人間臭いキャラになったのも少し性急かなーと思いました。そして香田には最終作まで鮫島と絡んで欲しかった・・・。 更に、晶の出番がほとんど無い(涙)。 次回作は言ってみれば「新章」とも言えるものになりそうですが、「香田」「仙田」を超えるニューキャラクターの登場と晶の出番が増えることを期待します! さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]グーグル PR
帰ってきたアルバイト探偵 (講談社文庫) |大沢 在昌
帰ってきたアルバイト探偵 (講談社文庫)
大沢 在昌 講談社 刊 発売日 2006-10-14 オススメ度:★★★★ 大沢マジック? 2010-01-06 懐かしい小説なのだ。 これは青春小説なのだろうか?それとも高校生や中学生や小学生が読む小説なのだろうか? ぼくは高校生の頃に読んでいた小説に似ている。 大の大人、それも中年のオヤジが読むべき小説ではないなと思いつつも、懐かしい気持ちになって読み通してしまった! 主人公である「骭N」は高校生で、しかもさわやかな、物わかりと頭のいい、度胸もある、スーパー高校生。 ちょっとリアリティに欠けるものの、そういうキャラクターでなければ、このシリーズ自体が成り立たないだろうから、やむを得ない。 また青春小説にふさわしく、人が死んでいるのに凄惨さはちっとも感じられない。 なんでかなーと思いつつ、最後まで読んでしまう、著者のマジックに引っかかってしまう本だ。 やはり楽しい! 2008-02-10 大沢氏の作品の中にはヘビーなストーリーもありますが、このアルバイトアイシリーズは 気軽に誰もが楽しめるものとなっています。 どんな危険な場面でもハチャメチャな主人公の親子は冗談を言いながらタフでクールな活躍を してくれるので読んだ後も爽快ですし、再度読んでも飽きない作品です。 新宿鮫のようなハードボイルドも好きですが、こういう軽いノリの中にも男の格好良さがある 作品もオススメです! リョウ君復帰です。 2007-11-16 約十年ぶりのアルバイトアイですね(単行本からでは15年ぶり?)。 軟派だが一本筋が入った高校生リョウ君と元行商人の不良親父が、あり得ない設定で今回も活躍しています。ハードボイルドながら軽いノリで楽しく読めます。 前作(拷問遊園地)では、ケータイが出てこなかったはずですが、今回はケータイをばんばん使っているリョウ君が結構笑えましたw さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]美容・健康
Kの日々 |大沢 在昌
Kの日々
大沢 在昌 双葉社 刊 発売日 2006-11 オススメ度:★★ Kimikaの日々 2008-03-14 さくっと読めるお手軽な大人のエンタメを書かせると うまいです。大沢さん。 この「Kの日々」も肩の力を抜きまくって書かれており、 ほぼ会話だけで物語が進行しておりました。もはやリアリ ティーとか緊張感なんてものは超越しちゃってます。 そんな中、「君香」とのエピソードだけが妙にリアル に感じられたのは、もしかしたら実体験に即して 書かれたからなのでしょうか・・・・? 正直、ケイには人間味を感じられなかったけれど、君香 には生々しい存在感を感じることができました。 是非、君香を主人公にして続編を書いてください。 あ〜やっぱり 2007-03-03 「狼花」で大沢さんが、復活したと思ったのに・・・。 三年前のやくざの組長誘拐。犯人は、当時の組員二人と、絵図を描いた謎の「メール男」、そして、東京湾に浮かんだ中国人マフィアの李。身代金の8千万は、行方不明。李の恋人の「K」が、その行方を知っているのか?元組員二人から身代金の行方を依頼された、裏稼業探偵「木」。更に、悪徳刑事、組長の息子も登場して身代金の行方を追う事に。そしてKに惚れてしまった木。 面白くなるはずなんだけどな?何だろう?不満だけが残った。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]教育・自己啓発
ニッポン泥棒 (カッパ・ノベルス) |大沢 在昌
ニッポン泥棒 (カッパ・ノベルス)
大沢 在昌 光文社 刊 発売日 2007-02 オススメ度:★★★ 血液型占いを信じない人にはつまらん 2007-11-11 まぁ、悪くはない程度ですね。 主人公の尾津さんの陰が薄く、脇役に喰われていた感がありました。 内容にケチを付けるつもりじゃないですが、シミュレーションソフトに血液型占いを組み込むって何それ? そんなのシミュレーションソフトでのなんでもないじゃん! 最後にタイトルの意図がよくわからんorz 賛否はわかれるのでは 2007-05-23 何て言っていいのか。 大沢氏の作品は結構読んでいる。 新宿鮫は大好きなシリーズだし、 佐久間シリーズもまた。 世界のパワーバランスさえも損ないかねないソフトが作られ、 なぜかその開錠のキーマンにされてしまった男。 ソフトを狙う組織は誰か、いったいソフトに隠された秘密は。 世界の未来はどうなるか、敵の本当の思惑は...。 ただ最近、饒舌「すぎる」場面が多い気がする。 薀蓄を語り、殺しに来た相手と人生を語ったり。 その分、緊張感が損なわれる。 が、だ。 それをも楽しもうと思えば、それなりにいける。 会話自体が興味深かったりする。 シンプルな、研ぎ澄まされた文体での極上のミステリー... とはいえないが、それなりに楽しめた。 645ページは、賛否が分かれるかも。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]投資・資産運用
アルバイト探偵~100万人の標的~デラックス版 [DVD] |大沢在昌
アルバイト探偵~100万人の標的~デラックス版 [DVD]
出演:椎名桔平 /石田卓也 /土屋アンナ /松重豊 /國村隼 ジェネオン エンタテインメント 発売日 2006-04-21 オススメ度:★★★★ ???六本木で国際的武器商人モーリスの白骨死体が発見された。内閣調査室の島津(松重豊)はかつての同僚でもあった私立探偵の涼介(椎名拮平)とリュウ(石田卓也)の親子にその捜査を依頼する。やがてモーリスが持ち込んでいた小型核爆弾をめぐって国際テロ組織などが入り乱れ、事態はままならぬ状況へと突入していき…。 ???大沢在昌の『帰ってきたアルバイト探偵』を原作に、崔洋一監督が手がけたTVムービー。崔監督としては力作『血と骨』の後ということもあってか、ここでは肩の力を抜いた快活な演出がなされていてどこか初々しくも感じるが、荒唐無稽な話とはいえサスペンスやスリルの構築に怠りなどあろうはずもなく、改めてベテラン監督のしたたかな計算に舌を巻く。事件の鍵を握るヒロインを土屋アンナが好演。(増當竜也) 土屋アンナが可愛い!肩ひじ張らずに観られる作品。 2009-11-23 椎名桔平、石田卓也、土屋アンナという贅沢なキャストで作られた本作は、劇場公開しなかったのが惜しいくらいの仕上がりだ。ノリはもう「濱マイク」そのもので、冴木探偵事務所も横浜だし(場所は伊勢佐木町じゃなくって馬車道近く)、脇役も松重豊、香川照之、國村準などクセ者揃い。これで面白くならないわけがない。事件がちょっと大きすぎる(核爆弾って、スケールでかいよなあ・・・)ことを除けば、小気味良いテンポで観られる良作だと思う。中でも土屋アンナが可愛くてビックリした。普段はある意味で「凄い役」(笑)が多いため、こういう普通のお嬢様役は珍しい。色気というよりもキュートな魅力があるのだ。これなら石田卓也もコロリといってしまうだろうって。これからも時々こういう役を受けて欲しいなあ。また椎名桔平も「レインフォール」より全然カッコいい!全体的なだらしなさは、探偵ものに共通するアイテムなのだろうか。少し松田優作の影響もある気がした。舞台のほとんどは東京中心部で展開されるが、どうせならカーチェイスなども新宿あたりでやったほしかったが・・・。いきなり海岸近くの広い道に出てしまうのも、日本の刑事もの/探偵もの共通のポイントだ(笑)。まあ肩ひじ張らずに観られる作品なので、おススメします。星4つ。 楽しかった♪ 2008-06-07 原作も好きですが、この映像化作品も大好きです。 何回も見ました。 例のあの人たちのかぶっている仮面には、大笑いしました。 世相ってやつですか? 椎名さんの演じる探偵も隠された凄みがあって渋いし、 梅本兄ちゃんもかっこいい♪島津も、すごく雰囲気があっています。 原作に比べると、『父と子』の人情劇なところが大きくなってるけれど、 それもまたよし、です。 同じようなシーンを二回使うところがあるのですが、 同じテーマがもどってくる音楽の旋律みたいで、カッコよかったです。 大沢在昌ワールド「アルバイト探偵」映像化! 2007-02-07 原作の世界観を壊すことなく作られていて、観ていてとても気持ちよかったです。1つ心残りがあるとすれば原作で登場する圭子ママや星野伯爵、向井康子といった冴木一家をサポートする人たちのカラミが無かったコトや、原作の「帰ってきたアルバイト探偵」で出てきたポポフやチャンといった微妙な脇役が居なかったコトぐらいでしょうか。まぁ、それは制作スケジュールや予算もあるだろうから仕方ないですね。ごめんなさい、崔監督!本作は原作を読んだことのない人でも楽しめるモノだと思うのでオススメです!今日も走れ!サイキ・インヴェスティゲイション! さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]グーグル | ブログ内検索
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