×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
| |
魔女の笑窪 |大沢 在昌
魔女の笑窪
大沢 在昌 文藝春秋 刊 発売日 2006-01-13 オススメ度:★★★ 何百、何千という男と寝てきた女は、見ただけでその男の中身がわかるようになるという 2009-07-20 本書は、現在幅広いファンから熱烈に支持されているハードボイルド作家の第一人者・大沢在昌氏が『オール讀物』で不定期掲載(1998・12月号〜2005・8月号)されていたロマン・ノワール小説である。 かつて九州の天草にある “地獄島”と呼ばれた売春窟の小島で娼婦として何千人もの男を相手にしてきた過去を持つ女性・水原。その地獄島から脱出できた唯一の生存者でそこでの経験から男の心理を読み取れる能力を活かして、大都会・東京の裏社会でコンサルタントを営んでいた彼女に遭遇する地獄島を脱出した前歴にまつわるトラブルや事件を描いた連作短編小説となっている。 登場人物も水原の忠実な運転手・木崎や元おかまで元警察官でもあり、何かと水原の力になる私立探偵・星川を始め、水原と同じように人を見る能力があり、彼女や地獄島の事を知りたがる風俗ライター・若名、表向きは通信社の記者を装いながら水原に近づく公安刑事・湯浅といった一癖も二癖もある連中や また、南関東の広域暴力団の直系組長の懇親会グループである一木会やそこに所属する最大組織である連合。さらに、水原を恐怖に陥れる天才美容外科医・豊国、かつて水原の島抜けに協力し、犠牲となった男・村野皓一、島抜けした水原を追い詰める地獄島の番人といった裏社会に巣食うアクの強い面々たちを相手に生き抜く主人公・水原の活躍が描かれている。 最終的には自分の忌まわしい過去を清算するために地獄島壊滅へ乗り込む水原だが、読後感として同じく大沢氏の小説でヒロインの活躍を描いた傑作『天使の牙』のようにはのめり込めなかった。一話完結という連作スタイルもあるかもしれないが、個人的には、水原というキャラクターにいまひとつ魅かれなかったのが大きな要因かもしれない。 夢にまで出てきた 2008-08-19 面白かったです! このテの本はほとんど読んだ事がないので、とても新鮮と、とてもドキドキしました。 主人公が女性だったから尚、良かったのかも…? 地獄島とか、地獄の番人とか、島抜けとか、一体いつの時代の話よ?!ってトコは おいといて、とにかく、ドキドキして、夢中になって読めました。 ドキドキしすぎて夢にまで出てきてしまったくらいです(笑)。面白かったです。 他の大沢さんの本も読んでみたいと思いました。 誰でも見抜く女 2008-05-22 私は、「魔女の盟約」を読んでから、「笑窪」を読みました。 まったく問題なく、楽しめますね。 島の番人に追われる主人公の切迫感は、すごいものがあった。 水原みたいな女性が身近にいるものかと想像してみたが・。。。 なかなかいないですね(笑)。 島の存在って、非現実的なようで意外と現実的なような気がします。 つい最近まで、そういうエリアってありましたもんね。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]アマゾン PR コメントを投稿する
この記事のトラックバックURL: <<影絵の騎士 |大沢 在昌 | ブログトップ | ブログ内検索
作品INDEX
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
最新記事
(01/14)
(01/14)
(01/14)
(01/14)
(01/14) 最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター
|