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作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
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影絵の騎士 |大沢 在昌
影絵の騎士
大沢 在昌 集英社 刊 発売日 2007-06 オススメ度:★★★ 設定に無理が 2007-09-14 近未来の東京は、「B・D・T」と呼ばれる混血者の住むスラム街と、純粋日本人が住む地域、映画スター達の住む「ムービーアイランド」と呼ばれる治外法権の人工島に分割されていた。 かつて、B・D・Tに住み、今は、亡き妻の思い出の残る、オガサワラにすむ元私立探偵ケンの元に、女優を妻にした、かつての知り合いのケンが、妻の身を守って欲しいと依頼に来る。 島から出たり、島に入ったりの話が最近多いな。 どうもしっくりこないな、近未来の設定が、邪魔をしているのか、ストーリーがチープに思えて仕方ない、設定も登場人物も。主人公に感情移入が全然出来なかった。 世界は変化するけど、探偵は探偵である物語 2007-07-26 恋人を失い傷心の探偵へ、有名女優の夫からの警護の依頼が。 有名女優の住む島へ渡るが、そこには、独自の警察や対立するマフィア勢力が。 その中で、有名女優の絡む事件の真相を追究する主人公に、次々襲い掛かる影。 主人公は生き残れるのか、そして事件の真相と黒幕は? 起伏に富んだストーリーで、ボリュームもありますが、楽しく読めました。 感傷に浸っていた主人公が、ジョジョに「生き残るためのリアリスト」として、変貌していくところも読みどころです。 未来社会の様子、コンテンツ系ビジネスの攻防、その歴史など、興味深く読めます。昨今の経済状況を考えれば、「さもありなん」という未来を見せてくれます。 島にわたるまでにも、一山あり、読み応え満点でした。 雨に汚れたビルの狭間 2007-07-22 何も物語の展開だけがハードボイルドではない。 会話の微妙な機微で熱くなる話もある。 推理ではなくハードボイルド、それよりも近未来SFタッチ。 深い設定ではなく、あり得る設定上のウソは承知の上。 その中に、大沢流のハードボイルドが存在している。 推理小説ファンやこのミス系は立ち入らない方が無難。 そう、この季節の雨に汚れたビルの狭間に、想像力をかきたてられる人間が読むべき本。 さらに詳しい情報はコチラ≫ PR コメントを投稿する
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