不動産担保ローン 新宿鮫 大都会の闇に大沢在昌を撃つ ! - パンドラ・アイランド |大沢 在昌 忍者ブログ
作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パンドラ・アイランド |大沢 在昌
パンドラ・アイランドパンドラ・アイランド
大沢 在昌
徳間書店 刊
発売日 2004-06-20
オススメ度:★★★




装丁が軽きゃもっとイイのに。 2004-11-02
小笠原の父島がモデルと思われる南の島が舞台のサスペンス。
主人公は元警視庁捜査一課の刑事。
ある事件が原因で退職し、この島に公務員である保安官として赴任してくる。
ごくごく平和そうな島なのだが、赴任直後に島民の不審な死や放火騒ぎなどが起こる。
そして、病死と聞かされていた前任者の死にも疑惑がわき、島はきな臭いムードに包まれる。
そして、ついに殺人が起こる。
といった展開だ。
島内部の地区同士の争い。
米軍からの返還時の麻薬を巡る利権。
半ば公営といっていい売春宿。
そこに勤める美女。
謎の外人医師。
ヘリコプターで隔離された別荘へやってくる島出身の富豪。
舞台や登場人物の設定は、まさにウエスタンを思わせるものがある。
途中から、捜査に加わる1課の刑事がかつての同僚。離婚した元妻は警視庁のキャリア。
と、大沢ならではのディテールも魅力的だ。結末のつけ方に少々不満は残るものの、エンターテインメントと割り切れば、最高の一作である。
ハードカバーにしては活字が大きいためにページ数がかさみ、持ち歩きにくい仕上がりには納得がいかない。
どちらかと言えば、ノベルス本のような感じで(つまり、ペイパーバックみたいに)読みたい話なのである。

ちょっと古典的な雰囲気+筆者少々 2004-09-11
主人公は、元警察官。やとわれ保安官として赴任した島で、小さな事件が立て続けに起こったあと、殺人が。犯人を探す中で、背後にある島の謎、そして次の殺人が・・。という本です。
二転三転する犯人、島の秘密など、ミステリーらしいミステリーでした。ノーマルでオーソドックスなミステリーに、主人公の過去など筆者らしさを、少々加えたという、感じです。筆者らしさも、他の本と比べて、ちょっと薄めです。
500ページで、上下二段ぐみです。かなり読みごたえがあります。
これだけの分量なら、もうちょっと盛り上がっても、、と思うのは、贅沢でしょうか?

いつもの作品より… 2004-07-12
読了するのに時間がかかっていまいました。
離島で、ヨソ者には閉鎖的な島の人々…
そんななかで、保安官としての職務を全うしようとする
主人公の高洲。
数々の障害と戦いながらも、事件は解決の方向に進むのだが…
「鮫」シリーズと同じようなスリリングでテンポのいい作品を
期待しながら読み進んでいったのですが、
そこまでのパワーは、残念ながら感じることはできませんでした。
やや、「大沢臭」は薄らいでしまったようにも。
しかし、不思議な読後感は覚えることができました。
皆さんの判断で購入を決めてください。
でも、ファンならば買い、ですね。


さらに詳しい情報はコチラ≫


PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事のトラックバックURL:
新宿の現在時刻


Yahoo!ブックマークに登録
はてなRSSに追加
livedoor Readerに追加
My Yahoo!に追加
Googleに追加
goo RSSリーダーに追加
Powered by SEO対策 RSSプラス

ブログ内検索

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
最新コメント

最新トラックバック

バーコード

カウンター