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作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
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らんぼう [DVD] |大沢在昌
らんぼう [DVD]
出演:坂口憲二 /哀川翔 /原沙知絵 /MEGUMI /森本レオ バップ 発売日 2006-05-24 オススメ度:★★★★ 続編求ム! 2007-01-28 大沢在昌の小説をドラマ化した、痛快デカアクションドラマ。連作短編集「らんぼう」からいくつかのエピソードを拾って膨らまして、うまいこと2時間の長編ドラマになってる。 アクションを売りにした刑事ドラマって、今の時代めったにない。そんな時流に逆らって、この「らんぼう」はアクションシーンが満載。主人公のキャラクターは原作とはだいぶ変わってしまったが、「キレたら手がつけられない、ヤクザも恐れる“乱暴”デカ」という基本は守った。坂口憲二と哀川翔が演じる2人の“乱暴”デカが、ヤクザを相手にとにかく暴れまくるのが、この作品の魅力。 製作スタッフも、監督・一倉治雄、脚本・丸山昇一って、ひと昔前の刑事ものって感じ。でもそこへもってきて、主演は今が旬のイケメン俳優・坂口憲二。「今どきそんな…」ってぐらいのベタなアクションドラマを、今が旬のスターが本域でやってくれてるのが嬉しい。本人もアクションをやれることが非常にうれしいというようなコメントをしていたし、「イケ」のキャラクターは彼に合っていると思う。 放送前から「シリーズ化も視野に入れている」みたいな情報があって、かなり期待しているんだけど、この作品を放送した「DORAMA COMPLEX」はとっくの昔に終わって、その後を継いだ「火曜ドラマゴールド」も終わっちゃって、日本テレビで2時間ドラマの枠が消滅してしまった。こうなると、「らんぼう2」は見れないのかなぁ。アクション志向のTVドラマなんてめったに見れない時代だからこそ貴重だし、坂口憲二にとってもハマリ役だと思うし、やってほしいなぁ。金曜[特別]ロードショーあたりでどうだ? さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]美容・健康 PR
秋に墓標を (カドカワ・エンタテインメント) |大沢 在昌
秋に墓標を (カドカワ・エンタテインメント)
大沢 在昌 角川書店 刊 発売日 2004-11 オススメ度:★★★ 可もなく不可もなくというところか 2004-12-02 徹夜度 ★★★☆☆ 話題性 ★★★☆☆ 着想 ★★★☆☆ 作品の重さ ★★★☆☆ テンポ ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ 謎解き ★★★☆☆ 感動 ★☆☆☆☆ 読後感 こんなものかな おすすめ度 ★★★☆☆ 東京での生活を捨て、漫画の原作者として、ひっそりと暮らす松原のもとに、突如、杏奈と名乗る美女が逃げ込んでくる。エージェントのもとから逃れてきた彼女を、彼は匿おうとするが、やがて彼女は謎の失踪を遂げる。純粋に杏奈への想いから、彼女の行方をおう松原。彼の前には、CIA、公安、チャイニーズマフィアなど、様々な障壁が立ちはだかる。 作者の作品としては可もなく不可もなくというところか。一見大きなスケールの話に見えて、狭い範囲でちまちまと物語が進行する、中途半端な印象。この程度の内容でこの分厚い内容を最後まで読ませる筆力はさすがだが、本筋とは関係のない余分な描写が多い(つりのシーンなど)。流行作家が、読者受けをねらわず、書きたいことを書いた作品という印象を受けた。ひょっとして、作者本人の願望が入った作品かな? 2004年版 このミスで48位 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]楽天
ザ・ジョーカー |大沢 在昌
ザ・ジョーカー
大沢 在昌 講談社 刊 発売日 2002-04 オススメ度:★★★★ 大人のヒーロー 2002-06-17 フリーのトラブル解決屋さんの活躍する短編集。 ダーティーさがないのがいいです。 なかなか持ちにくい、ポリシーで動くトラブル解決屋さんの活躍が、気持ちよい。謎もあり、銃撃戦もあり、まさに、大人のためのヒーロー物です。 ただ、量が少なく、もう一つ、二つ短編があってもいいんじゃない? と思いました。 待ちに待った新作 2002-05-23 久しぶりに大沢ワールドを堪能しました。 主人公のみならず周りを取り巻く人物の魅力や、 詳細に書き出された地理観。 その場を容易に頭に描くことが出来る表現の上手さ。 短編構成なので読み疲れるようなことも無くサクサク読めます。 今まで大沢在昌さんの作品を読んだ事がない人にも、 是非薦めたい作品です。 酒の肴に1冊どうぞ。 2002-04-18 殺し以外は引き受けると言う、ザ・ジョーカーが主人公の連作短編集。大沢在昌氏得意のクールで、ある意味渋いキャラクターの世界は、入り込みやすく、疲れていても、ついつい手が出て読んでしまう。このシリーズで、今度は長編を読んでみたいものだ。本作品は、氏のアルバイト探偵やいやいやクリスの様に、気軽に読めるジャンルである。リラックスしたい時、軽く酔っ払いながら、またはビーチで読むのがいいかも知れない。とにかく、一大沢ファンとしては、本作品は、新宿鮫や佐久間公の次なる新作へ向けての準備期間として出た作品である事を願いたい。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]アフィリエイトツール
砂の狩人 下 |大沢 在昌
砂の狩人 下
大沢 在昌 幻冬舎 刊 発売日 2002-09-17 オススメ度:★★★ 人は何を守り、何を求めるのか 2004-07-22 元刑事、警察庁キャリア、新宿署の刑事、暴力団、中国人マフィア。連続殺人事件を軸に様々な立場の人間の意思が絡み、もつれ合っていく展開には緊迫感があり、読者を引き込む。ただこの下巻では、クライマックスが早すぎた気がした。そこを過ぎると、話の勢いが落ちる。内容上仕方ないとは思うが、そこだけ残念だった。 贅沢かつ一級のハードボイルド作品 2004-02-07 前作「北の狩人」に続く「狩人シリーズ」の第二弾。 2003年版このミスで4位、 2002年文春ベスト10で6位を獲得した。 元警視一課で「狂犬」と恐れられた西野。彼は未成年容疑者を射殺した責任をとって警察を辞し、千葉の港町で暮らしていた。その彼の元を、東京・神奈川発生したで暴力団組長の子供をねらった連続殺人事件の捜査を依頼するため、警視庁の女キャリア・時岡が訪れる。現在事件被害者の関連性は漏れていないが、情報漏れによる暴力団同士の抗争あるいは外国人犯罪組織との戦争を危惧し、現役時代一匹狼として活躍した彼に白羽の矢を立てたのだ。 猟奇的な事件、暴力団と中国人マフィアとの戦争、そして事件事態の謎解きと、大沢節が炸裂し、1200枚という長さを感じさせない、贅沢かつ一級のハードボイルド作品に仕上がっている。大沢ファンのみならず、お薦めできる一冊である。 安心した読後感 2003-02-15 著者の作品の中では平均レベル。 とはいえ、本当に最近の著者のどれも作品は安定しており、いわゆる 読んで損したと言った作品は皆無。 本作も読んでいてある種の 安心感がある。 でもスピード感が今ひとつだと思いました。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]教育・自己啓発
秋に墓標を |大沢 在昌
秋に墓標を
大沢 在昌 角川書店 刊 発売日 2003-04 オススメ度:★★★ 主人公よりも、その親友が魅力的 2005-08-16 北方謙三の十八番を思わせるストーリー。海に近い別荘地で、漫画の原作を書きながら、静かに暮らす男。別荘地で場違いな火事の出た日、見知らぬ女が訪ねて来た。女は誰かに追われている? 僅か数日の生活で、男は全てを捨てて彼女を守ろうと思いつめる。ヒロイックな人物は登場せず、派手なアクションシーンもない。中盤から少し不自然なストーリー運びになったこともあって、結末は早くから予測できる展開になっている。 作者の名が売れ始めてからファンになった人には、それでも満足できるかもしれないけれど、初期の作品から読んでいる身としては、ちょっと物足りないものになった。強いて言えば、これまたすぐに背景はわかってしまうものの、主人公である男の親友は、なかなか魅力的である。 平均点 2004-04-11 徹夜度 ★★★☆☆ 話題性 ★★★☆☆ 着想 ★★★☆☆ 作品の重さ ★★★☆☆ テンポ ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ 謎解き ★★★☆☆ 感動 ★☆☆☆☆ 読後感 こんなものかな おすすめ度 ★★★☆☆ 東京での生活を捨て、漫画の原作者として、ひっそりと暮らす松原のもとに、突如、杏奈と名乗る美女が逃げ込んでくる。エージェントのもとから逃れてきた彼女を、彼は匿おうとするが、やがて彼女は謎の失踪を遂げる。純粋に杏奈への想いから、彼女の行方をおう松原。彼の前には、CIA、公安、チャイニーズマフィアなど、様々な障壁が立ちはだかる。 作者の作品としては可もなく不可もなくというところか。一見大きなスケールの話に見えて、狭い範囲でちまちまと物語が進行する、中途半端な印象。この程度の内容でこの分厚い内容を最後まで読ませる筆力はさすがだが、本筋とは関係のない余分な描写が多い(つりのシーンなど)。流行作家が、読者受けをねらわず、書きたいことを書いた作品という印象を受けた。ひょっとして、作者本人の願望が入った作品かな? 2004年版 このミスで48位 スパーヒーローレス、アクションレスの作品 2003-07-06 勝浦の別荘地に住む松原の元にその美しい女が尋ねてきたのは、近くの別荘から出火した夜のことであった。女は内村杏奈と名乗りその別荘から逃げ出してきた、松原は何も言わず彼女を泊め次の日近くの駅まで送り届けた。そして4日目再び現れた彼女は松原にしばらくおいてくれるようにたのみ、彼女との生活が始まる。そして彼女を捜す人物が現れた後彼女は再び松原の前から姿を消す、彼は杏奈と行こうとしていた軽井沢に彼女を捜しに出かける… 大沢には珍しくスーパーヒーローが登場しない作品、主人公も格好はつけているが女性に対し弱気で、ぐちゃぐちゃ考えるタイプ、従ってアクションシーンも少ない作品。後味もいまいち さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]鬼ツール | ブログ内検索
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