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作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
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標的走路 レスリーへの伝言 (ジュリアーノぶんげい) |大沢 在昌
標的走路 レスリーへの伝言 (ジュリアーノぶんげい)
大沢 在昌 ジュリアン 刊 発売日 2008-02 オススメ度:★★★★★ 2度目の佐久間公 2008-03-24 「感傷の街角」以来の佐久間公シリーズでしたが、大満足の内容でした。 「標的走路」は常に死を身近に感じながらも飄々とツッパリ通す、まさにハードボイルドここにあり!といった感じでした。一方、「レスリーへの伝言」では一人の美青年を前にした佐久間公の人間らしさが垣間見えたような作品で、「標的走路」とはまた違うおもしろさがありました。 まさに一冊で2度おいしさを味わえる作品だと思います。 1冊で2度楽しめました 2008-03-13 詳しく書くとネタバレしてしまうのですが、「標的走路」は意外にタイムリーともいえる状況で話が進むので、初期に書かれたものという感じがなく楽しむことができました。展開はもちろん、“これぞ、ハードボイルド!”って感じでした。 「レスリーへの伝言」は、絶世の美青年・レスリーに魅了され、感情移入している佐久間公が初々しかったです。時系列でいうと、こちらのほうが若い佐久間公なんですよね。 収録順に読むのもいいですが、先に「レスリーへの伝言」を読むのもいいかもしれません。 レスリーへの伝言は初めて読みました。 2008-02-26 「標的走路」は以前文春から出たのを読みましたが、「レスリーへの伝言」は初めてでした。 失踪したジョー・カセムを捜索して山荘での殺戮に巻き込まれる「標的走路」のハードボイルドさとは雰囲気に一線を画し、「レスリーへの伝言」はしっとりとした大人のドラマという感じでした。 かなり初期の作品のようですが、混血の美しい青年レスリーに漂う哀しげな気配が、ありありと描かれていて、失踪した孤独な男を追うという面で、これはこれで良質のハードボイルドといえます。 血をみるような決死のステージはありませんが、短編というには結構ボリュームもあり、読み応えがありました。 再読の「標的走路」はいわずもがな。おすすめできますね。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]グーグル PR コメントを投稿する
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