不動産担保ローン 新宿鮫 大都会の闇に大沢在昌を撃つ ! 忍者ブログ
作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
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闇先案内人 (カッパ・ノベルス) |大沢 在昌
闇先案内人 (カッパ・ノベルス)闇先案内人 (カッパ・ノベルス)
大沢 在昌
光文社 刊
発売日 2004-01-21
オススメ度:★★★★




長すぎるような、、、 2005-05-23
大沢氏得意の勢いあるストーリー展開で、夢中にさせてくれる。
ともかく、先が読みたい。そのあたりは、高く評価できる。
さて、内容は、というと、少し長すぎるような気がする。
全体の3/4くらいの長さに押し込めれば、もっと濃いストーリー
になったのではないか。それに、内容が膨らみ過ぎて、
読んでいるうちに、満腹になってしまいかねない。

長いけど飽きない 2004-05-15
長編であるが、飽きが来ない。葛原をはじめとする「逃がし屋」
メンバー、特に北見がいい味出している。最後に河内山が葛原と
北見に握手を求めるシーンはなんともいえず清清しい。
葛原と咲村嬢の「その後」も興味深い。是非続編で描いて欲しい
ものである。映像化を期待したい。

新たなヒーロー葛原が「熱く」駆け抜ける 2004-01-25
2001年9月に発刊された作品のノベルズ版。
2002年版このミスで6位、
2001年文春ベスト10で7位を獲得した。
葛原は国内でトップクラスの「逃がし屋」として依頼者を国外へ脱出させる活動をしていた。ある日彼の元を、警察庁警備局の河内山の使者が訪れる。「密入国中の某国の独裁者の息子を探し出すこと」これが葛原のグループの逮捕を見逃すための交換条件であった。しかし、その重要人物の密入国を支えるのは関西を代表する「逃がし屋」成滝。プロの意地をかけた追跡劇が、やがて国内外の熾烈な諜報戦に発展していく。
実際に起こってもおかしくないような設定の中を、大沢の描く新たなヒーロー葛原が「熱く」駆け抜ける。本作は、単なる冒険小説にとどまらず、「国家の在り方」「我々のもつ愛国心」にも問いかける作品に仕上がっている。
作者のHPで作品の一部を立ち読みできます。


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闇先案内人〈下〉 (文春文庫) |大沢 在昌
闇先案内人〈下〉 (文春文庫)闇先案内人〈下〉 (文春文庫)
大沢 在昌
文藝春秋 刊
発売日 2005-05
オススメ度:★★★★




逃がし屋 2005-06-24
2002年版このミスで6位、
2001年文春ベスト10で7位を獲得した。
葛原は国内でトップクラスの「逃がし屋」として依頼者を国外へ脱出させる活動をしていた。ある日彼の元を、警察庁警備局の河内山の使者が訪れる。「密入国中の某国の独裁者の息子を探し出すこと」これが葛原のグループの逮捕を見逃すための交換条件であった。しかし、その重要人物の密入国を支えるのは関西を代表する「逃がし屋」成滝。プロの意地をかけた追跡劇が、やがて国内外の熾烈な諜報戦に発展していく。
実際に起こってもおかしくないような設定の中を、大沢の描く新たなヒーロー葛原が「熱く」駆け抜ける。本作は、単なる冒険小説にとどまらず、「国家の在り方」「我々のもつ愛国心」にも問いかける作品に仕上がっている。

余韻 2005-06-08
著者の描くキャラクターは、登場場面からすでに過去を背負いながら、しかも光彩を放ちながら出て来る。よって忘れがたい人物が多い。主人公の葛原は、その典型であるが、話が進むうちにどんどん隠れていた「タフさ」や「優しさ」や「賢さ」や「頑固」さが出てきて、どんどん魅力的になっていく。そうして、いつも女性のキャラも魅力的である。読み終わったあと、葛原や咲村、彼や彼女の今後はいったいどうなるのだろうと想いを馳せた。


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