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作品はハードボイルド。しかし本人は釣りとゴルフと麻雀と酒とゲームを愛するちょっとおちゃめな作家・大沢在昌の著書を紹介します。
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ニッポン泥棒 |大沢 在昌
ニッポン泥棒
大沢 在昌 文藝春秋 刊 発売日 2005-01-15 オススメ度:★★★ もっと短くてもよかったかも 2008-03-22 今までの筆者の作品とは一線を画す作品。よって、同等の読了感を求めると、 かなり肩すかしをくらう。が、コンピューターを使ったエンターティメントとして 読めば、なかなかの力作。「よくここまでフィクションを作れたものだ」と驚いた。 ただ、もっと短い方が、よりスリリングになったと感じる。ちょっと長すぎたかも。 近未来シュミレーションソフト 2007-04-27 厖大な個人情報を基に,「誰かが,もし突然死んだら世の中どうなる」というシュミレーションソフトをめぐる争奪戦。これに巻き込まれた主人公が,熟年離婚,会社は倒産して求職中という元商社マン。 新聞に連載されたのが平成15〜16年と少し前,つまり今より景気の先読みが暗澹としていた頃の世相を反映してか,日本社会に対する辛口の視点が鋭い。国家・社会に裏切られた二つの世代(第2次大戦の敗戦及びバブル崩壊)に翻弄された一般市民の,巨大組織に対する矜持が小気味いい。 このソフトの概要,システム構成がやや分かり辛いものの,さすがに大沢在昌,ストーリーテリングの巧みさでグイグイ読ませる。 痛快娯楽小説 2007-03-03 昔読んだ「悪魔狩り」の著者の言葉にB級SF大好きという コメントがありました。 打つ薔薇、六本木聖者伝説のような「ありもしない与太話と 少々のリアリティー」という世界は、作者自身が本当に 好きなんだなと。 この作品も、キーになりそうなキャラクターが尻切れトンボに なったり細部の辻褄が・・・という部分もありますが、勢いに 任せて最後までぐいぐい引っ張ってくれます。 バブルと敗戦、日本とアメリカの世代論などは、じっくり精密に 語りつくすこともできたテーマだと思いますが、こういう娯楽 作品で好き放題しゃべらせるのも、また、大沢流ではないかと 思います。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]無料レポートランキング PR
ニッポン泥棒 (カッパ・ノベルス) |大沢 在昌
ニッポン泥棒 (カッパ・ノベルス)
大沢 在昌 光文社 刊 発売日 2007-02 オススメ度:★★★ 血液型占いを信じない人にはつまらん 2007-11-11 まぁ、悪くはない程度ですね。 主人公の尾津さんの陰が薄く、脇役に喰われていた感がありました。 内容にケチを付けるつもりじゃないですが、シミュレーションソフトに血液型占いを組み込むって何それ? そんなのシミュレーションソフトでのなんでもないじゃん! 最後にタイトルの意図がよくわからんorz 賛否はわかれるのでは 2007-05-23 何て言っていいのか。 大沢氏の作品は結構読んでいる。 新宿鮫は大好きなシリーズだし、 佐久間シリーズもまた。 世界のパワーバランスさえも損ないかねないソフトが作られ、 なぜかその開錠のキーマンにされてしまった男。 ソフトを狙う組織は誰か、いったいソフトに隠された秘密は。 世界の未来はどうなるか、敵の本当の思惑は...。 ただ最近、饒舌「すぎる」場面が多い気がする。 薀蓄を語り、殺しに来た相手と人生を語ったり。 その分、緊張感が損なわれる。 が、だ。 それをも楽しもうと思えば、それなりにいける。 会話自体が興味深かったりする。 シンプルな、研ぎ澄まされた文体での極上のミステリー... とはいえないが、それなりに楽しめた。 645ページは、賛否が分かれるかも。 さらに詳しい情報はコチラ≫ [PR]投資・資産運用 | ブログ内検索
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